Hirotoshi

検察側の罪人のHirotoshiのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
4.0
素晴らしい映画でした。
豪華すぎるくらいの俳優陣がみんなカッコよく演出されていたと思います。
特に、松重さんはこれまでにないイメージでカッコ良かったですね。

この映画のテーマは、正義とは何なのか?というところですが、スッキリと終わる訳ではありません。でも、色々考えられるところが好きかも…。

ストーリーは、エリート検事の最上とその弟子沖野がある事件を担当する事となった。その事件の容疑者に23年前に最上が妹のように慕っていた由季の殺人容疑の重要参考人で最後まで捜査線上に上がっていた松倉という男の名前を見つけた。
23年前の事件の犯人を松倉と思い続けている最上は、この事件をキッカケに23年前の犯人である事も突き止めようとしていた。
最上の歪みはじめた正義と沖野の真っ直ぐな正義の対立がここから始まる。

それぞれの登場人物の正義というものが、いろんな形で表現されている。
正しい、正しくないではなく、自分の正義が何なのか?をあらためて考えさせられます。

ただ、終わり方が微妙でしたね。
Hirotoshi

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