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検察側の罪人のtobitsukijackのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
3.6
なんだろう、音楽が、いやらしかった。さしこまれるたびに|いやらしい|と思ってしまった。でも、音楽に罪は無い。。
最上氏の日常や生活環境が普通じゃないのはわかった、wikiをみたところ小説になると背景はもっと複雑そうである。。コレクターとゆう点で|松倉|と被るような想像もしてしまった、のちに追い込まれてゆく最上氏の罪の域へ越えてゆくさまが恐ろしかった。単純に|弓岡 - 大倉孝二|さんは背が高いから大変だっただろうなと。

キャリアのある検事の彼なりに積んだ経験や素性が、時を経ても絡み合ってしまうことを考えると、人間らしいのだけども、できるだけすべて切り離して物事を構築してゆけるかどうか、実際、経験が邪魔することもあるんじゃないかと思う。

あとは、二人が横たわって彼女の思い出を語り聞きするところは、なんでそうなった?ってくらい美しくなかった。

諏訪部―松重さんの存在感。彼が怪奇的なキャラクターで新たな犯罪やら物語が展開してゆく別ストーリーがあってもおもしろそうだと思ったくらいです。

わたしも、わたしも、叫びたくなったよ、沖野さん。
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