このレビューはネタバレを含みます
前情報なしで見ました。
正直、この話はこれで終わり?と思ってしまいました。完全犯罪で終わらせるの?って。
『正しいのはどちらの正義か・・』
仮に、最上側を正義だとして、松倉への復讐ってのは心情的にまだわかるんだけど、弓岡に対しての事に正義は決してないと思う。
逆に沖野側、心情的には正義のように『見える』けれど、『結果』としては心を折り、ただ辞めただけになってしまう。そしてやりきれなくての慟哭。いくら反抗、反旗を翻そうが『力の無い正義』ってのも、これまたあまり意味がないと思う。
キャストの演技は見事でしたけれど、ストーリーとして、どちらの側にも共感できなかったです。