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ミスター・ガラスのまのレビュー・感想・評価

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
2.8
M・ナイトシャマラン監督、「アンブレイカブル」「スプリット」に次ぐ3部作の最終章。

3人の超人的な能力をもった男たちが施設に捕らえられそこで実験される話。

24の人格を持つヤヴァイ男(ジェームズ・マカヴォイ)、超人的な忍耐力と悪を見つける能力をもつ男(ブルース・ウィリス)、高度なIQをもつ不気味な車椅子男(サミュエル・L・ジャクソン)。3人とも個性的なキャラクターで演じる役者も豪華絢爛。存在感や貫禄もさすが。

ジェームズ・マカヴォイの多重人格キャラは「スプリット」でも証明済みで、コロコロと様々な人格に替わるところが面白い。あるときは子供、あるときは女性、冷静になったり、暴力的になったり。

一番凶暴な人格"ビースト"になったときは驚異の身体能力と鋼の筋肉を見せつけこれも抜群の存在感。

面白いと言えば面白いのだが完全にキャラ勝ちな作品という印象。豪華俳優の割にストーリーが陳腐というか、要は凄い奴3人が捕まって逃げるだけ、みたいな。

3人がなぜそのような人格や能力を身につけたのか、という回想シーンも登場するがあまり深みはなくとりあえずとって付けた感が…

ずっと見たかった作品でもあり期待しすぎたところもあったので、ちょっと思ってたんと違うな~でした。
ま