RIO

ミスター・ガラスのRIOのレビュー・感想・評価

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
3.6
ジェームズ・マカヴォイ、ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、この3人の演技は本当に素晴らしく、独特なカメラワークや繊細な演出、散りばめられた伏線が見事に回収されていくシャマラン監督お得意の驚愕の展開にはやはり驚きました。

しかし、監督の持ち味であるスローペースな語り口となかなか本題に辿り着かせない展開が今作では裏目に出ていた印象。

中盤でサラ・ポールソン演じるエリーが、君たちはヒーローという妄想に取り憑かれているという超強引な解釈で論破していく流れがあるのですが、それがもうどうでもいい笑笑

終盤までエリーの本当の目的が理解出来ずもやもやした気持ちが渦巻いていたせいで中盤はかなり眠くなりました。
テンポが悪いというのも原因です。

素晴らしい演技や好きな演出があった反面、中盤のスローすぎるストーリー展開にはどうでもよさを感じてしまいました。

本当にもったいないと感じた作品です。

アンブレイカブルとスプリットを観たことがない人は絶対に観に行かないことをオススメします。
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