このレビューはネタバレを含みます
スクリーン3
奇を衒ったように見せかけた作風が多いシャマラン。
恒例となった本人出演もあり。
前作スプリットを観た時は、まさかアンブレイカブルの続編だったとは!と、とてつもない興奮に襲われた分、期待値も高かった今作。
正直、物語のそのものはやや雑な部分もちょっと目に付くのだけど、"ヒーロー"とは何たるかを両方の視点で描いているのかな~と観ていたら、あれ、あれれ、あれれれという三段オチが。
なんかX-MENが頭を過ぎった。
今、思い返すと最後のジェダイ風味も少しあるかも。
着地点は嫌いじゃないけど、ラストはちょっとなぁ。あの手前で終わりが良かった気がする。
何はともあれマカヴォイが凄い。ひたすら凄い。怖いくらい凄い。
前作の時に以上に、過去に読んだ色んな多重人格についての本を思い出した。
もう表情や仕草だけで、誰なのかわかっちゃうんだもん。すごいよ…
そして単純に19年かけて三部作を世に送り出したことに驚嘆する。
ツイン・ピークスもそうだけど、同じキャストが続投だし、一作目の時点でのここまで絵を描いてたのか??
マーベル作品が次々に公開されている今のこのタイミングがまた…。
アンブレイカブルから一気見したい!