ガラス、照明、水、それぞれを特徴づける小物使いが上手い。
サブリミナル的に繰り返される女医のdisorderという単語。それは違和感として観客に残り、ラストシーンで昇華する。シャマランらしいオチだと思った。
ただ最後のいわゆる「衝撃の展開」には少し疑問が残る。そこもコミックらしく在りたいということなのだろうか。
このシリーズにおけるヴィランとは何なのかを考えるとこの展開は仕方なかったのかもしれない。
ヒーローヒーローしてないとはいえ、三者揃い踏みのシーンには胸が熱くなった。
あとサラポールソンはやっぱりちょっとイラッとくる役がハマる。
要するにアニヤたそがかわいいってことで。