まず最初に伝えておきたいのがブルース・ウィリスのこと。
この映画の撮影前から、
彼は深刻な脳損傷による失語症を患っていた。
劇中、ビースト捜索の為にイヤホンをしているシーンが多かったり、
フードを被って耳を隠したシーンばかりなのは台詞が覚えられなかった彼へ台詞を知らせる為の設定。
撮影中に突然(自分が今何をしているのかわからない)と放心してしまって、
撮影を中断して別の役者のシーン撮影に切り替えたり代役を立てたりする程だったらしい。
この作品以降駄作ばかりに出演して悲惨な演技ばかりだったのは、
彼のマネージャーが撮影以外の時間彼の面倒をみる代価として、
撮影1本当たり最大2500万円を受け取る契約をしていた為。
何でもいいから映画に出演させればマネージャーは大金を得られるのでどんなオファーも受けていたらしい。
引退を発表した彼のキャリアは不滅です。
自分はこの作品含め以降の作品の彼の演技を彼の評価に加えません。
むしろ観ていて涙が出ます。
アンブレイカブル
スプリット
そしてミスター・ガラス。
見事に話が完結した。
最高。
怪物頭脳も超人的な能力だよな。
派手さはないけど、
ミスター・ガラスが1番カッコ良かった。
ザ・ビースト=ケヴィンの最期めたくそに泣いた。
フォレスト・ガンプの自分の息子が居ると知って真っ先に彼の知能は大丈夫かって聞くシーンもかなり泣いたけど、
何故ハンディキャップがあって人より苦悩している人の方が更に自分に負い目を感じなきゃならないのか。
ミスター・ガラスは絶望的なハンディキャップを持ちながらも驚異的な頭脳で勝利した。
超スカッとした。
