ちぇるしい

今夜、ロマンス劇場でのちぇるしいのネタバレレビュー・内容・結末

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

端的に言うとむりでした。
登場人物がスーパースターの人以外いけ好かない感じで入っていけなかった。

傲慢ちきなお姫様、要領の悪い主人公、敵役になりそうでならない新人、お金にがめつい映画館店主。
視点役のナースはサボるために主人公の話を聴き、逝ったあとは容態確認よりシナリオのラストが気になる?そんな視点役に感情移入できません。

ドラマチックになりそうなところもカメラワークなのか演出なのか空振り。
まあ、作中作だし、新人監督の書いたシナリオだし、こんなもんかってみてたら、単純に回想だったという。

そもそも触れたら消えるという設定自体感動を作るための装置みたいな感じがして嫌でした。

で、結局お姫様と六十年近いであろう余生を添い遂げるわけだが、カット数が少ないせいか、人生を歩んだという感じがしなかった。
最後のシーンもシナリオの使い回しでさっき見たシーンを回想されても…もっといろいろあったでしょ?
そもそも、スーパー童貞おじいちゃん誕生は可愛そすぎた。あっ辛口でごめんなさいね。
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