しゅーくりーむ

今夜、ロマンス劇場でのしゅーくりーむのネタバレレビュー・内容・結末

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

モノクロの世界にいた女の子が、初めて色のある世界を見て、青や赤の鮮やかさを知る。その様子を見ると、いつもの風景がちょっぴり輝き出す気がして、そういうところにファンタジーの良さがあるんじゃないかなって思ったりしました🌹✨
この映画では、特に藤棚や蛍のような日本らしい美しい景色が印象的でした。

こういう設定だと、お別れせざるをえないし、その方がお互いのためでは?と思っていたけれど、一緒にいることを選んだ2人。その間、健司だけが歳を重ねていくこと、お互いに触れられないことってかなり障壁になったと思います。それでも、何十年も傍にいることが出来た事実が、2人がどれだけお互いの存在を大切にしてたかを示している気がしました。

エンドロールも、2人の幸せがつまっているようで、とってもよかったです💛
きっと、色々な場所に行って、色々な美雪さんの姿を健司がたくさん写真に撮って残したんだろうなあと想像しました。ワンピースやスカートのシルエットがいつも綺麗で可愛らしかったです。☺️

映画の中のただ1人の人物を、あれだけ想い続けられる健司も、自分を見つけてくれた人に会うために、自分の世界を飛び出し、生涯寄り添った美雪も、素敵すぎました❤️