すず

今夜、ロマンス劇場でのすずのレビュー・感想・評価

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)
4.0
映画愛に溢れ、予告以上の終着点に涙

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映画の中から飛び出してきたお姫様(綾瀬はるか)とスクリーン越しにそのお姫様に恋してた監督になるのを夢見る青年(坂口健太郎)のロマンス。

なんだけど、話の持って行き方が上手い。冒頭でまず思うのはこれ現実じゃなかったの⁉予告からしてファンタジーなのは覚悟してたのに予想と違う入り方。2人の話は進んで行き、、たびたび登場する観客の気持ちを代弁するかのような看護師wこのファンタジーの終着点はどこなのか。全てが繋がる時、この映画が一気に切ない純愛に昇華する。なんてロマンチックで綺麗なお話なのだろう。泣く人続出。私も涙。前情報何も入れないで観た方が楽しめると思います。

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~気になったポイント~
古き良き映画館の感じ。みんなで声をあげての鑑賞。昔はこんなに騒がしく賑やかで楽しい一時だったのか~フィルムをセットしていく感じ。廃棄される寂しさ。作られては消え行く映画たち。映画の楽しさと映画作りの哀愁。このシーンを観るだけで映画愛が感じられる。

レトロな衣装の綾瀬はるかはオードリー・ヘップバーンを彷彿させる。なんて美しくて、品があって。だけどお転婆。衣装が沢山変わるのも見所。

対する本田翼は明るくて可愛らしい衣装。髪型もいつもの本田翼と違うくてこっちも可愛い。

どちらも真似したくなるファッション👗👠👚👡

お遊戯会のような演技やハンサムガイは笑うどころか冷めてしまった。
すず

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