大麻を捌いて日銭を稼ぐ2人が、色々あって分かれてその後の人間ドラマを描いた映画。
ノワールのような渋さが在るわけでもなく、クライムムービーのようなものでもなく、不良だぜ☆みたいなことを前半戦は全力で展開していく。その部分だけ見てると、青い春っていう映画知ってるかな?アレにかぶれたまま良い年した大人になりましたっていう雰囲気。アンマリすきになれない。大体の紹介はこの序盤の大麻を捌いてた話の紹介になるけどメインはその後の分かれた先の話。分かれた先でそれぞれの人生があっての話がメイン。
いっちゃ悪いけどさ、
いい加減に生きた先を美化しすぎなんよ。
そういうのが好きな人も居るかもしれないけど、生きていく上で色々感じ得たことの中の話を書きたいならそれを描きなさいな。因果応報で在れとは言わないけども、序盤の話しなくてもエエやんこんなん。色々あった友達がいましたっていう回想だけで済む話に労力割き過ぎ。アニメまで差し込んで描く理由って何処に在るんだ。映像作りたかっただけで映画に差し込むなら、それは映像作品であって一本の映画には要らんのよ。
上手い表現が見つからないけど、ヘッタクソなシティ・オブ・ゴッドみたいな、うん、そんな感じかなぁ。映像作品としてみたい人向けって感じ。