ニワトリ★スターの作品情報・感想・評価

ニワトリ★スター2018年製作の映画)

上映日:2018年03月17日

製作国:

上映時間:135分

3.4

あらすじ

深夜のバーでアルバイトをしている2人の秘密は、大麻の密売で生活していること。目標もなく中途半端に生きてきた2人が巻き込まれる“あいつら”の恐怖、街の不良たちを影で操り暴力団の新たな形態を構築するヤクザ・八田、DVの恐怖にさらされながらも愛を支えに耐える未婚の母子、知っているつもりで何も知らなかった親友の内面……。 草太と楽人が迎える運命の先には、予測不能な結末が待ち構えていた。

「ニワトリ★スター」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

LiLiCo様のキレッキレのボデーをはじめとした序盤のチャラついたフィクション感が、モノローグが引っ込んで普通っぽい語り口になってからはどんどん絶望感に変わっていくので、海原はるかかなた師匠が出て来たときは本当に救われる思いだった。ああ、癒しってこういうことなんだな。

ただ、自分は基本的に機械仕掛けの神的なものは、現実に持ち帰れるものが目減りしてしまったり劣化してしまう感じがして好きではないので、鳥肌みのるのくだりにがっかりしてしまった。

が、楽人の病気に関する伏線が見当たらなくて、なんだか記号的な死だなあなどと心の鼻くそをほじりながらこれまでの流れを思い返していたら、草太のモノローグが消えたことやアニメーションで描かれていた楽人の暴力の意味などが妄想となってもくもくと積み上がっていってしまい、そうなると鳥肌みのるの意味ががらりと変わってしまったので、あそこから先に語られていないものがあるのではないかと勝手に考え、勝手に切なくなってしまった。

ちょっと内輪ノリな感じがあって乗れないところがあったり、話を素直に受止めると草太がなんなく逃げ切れちゃうのはそれでいいのかとも思わなくはないのだけれども、嫌いにはなれない感じ。
どんな物語だった?
そう聞かれても「わからない」としか言えません。

暴力、タトゥー、わいせつ、ドラッグ、密売、トリップ…などなど、世間的に常識的にモラル的に良しとしないことのオンパレード。
それらが次から次へと矢継ぎ早に、ときにアニメーションだったりラテン映画的にだったり、いろんな表現で描写され展開される。

なんの話?どういう意味?どんな状況?てか、これ映画?

理解処理能力が追いつかず、
卑猥、エグい、グロい、そんな印象しかない前半。


しかし後半になって、怒涛の急展開で、突然突き付けられた状況に、非情なる現実と微笑ましい哀愁。
最後には胸がしめつけられるような感動が湧き上がったことだけを覚えています。

相反するもの、似て非なるもの、それらが一つの言葉として成り立つことを許された、そういう言葉でしか表現出来ない、そんな不思議な感覚。

こうして、あらためて落ち着いて感想をまとめている今でも、どんな作品だったのかはわかりません。
ただ、心の中に何か込み上げるものがあった、それだけは言える。

曖昧な記憶しか無いのに、ある種の感動だけはハッキリと残っている。
感性に直接訴えかけられたような作品でした。
わか

わかの感想・評価

3.7
前半トレインスポッティング
後半園子温

大人の青春グッドバイブレーション。

このレビューはネタバレを含みます

とにかく新さんのお兄さんキャラが凄い素敵。
前半はエンターテイメント映画、後半はちょっと破天荒な内容ながらも…おや?と泣かせる部分も。いい意味で忙しい作品でした^ ^
栞

栞の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラッグもセックスも楽しいことだけ自由にやってきた悪友同士。でも所詮はしょぼい不良。タトゥーの鎧で隠した心はどうしようもなくビビリで。チキンでどうしようもないニワトリ★スターだけど、愛する家族守るためボロボロになりながら戦う、、、のほうが良かったんじゃないかなぁ。
正直後半のストーリー展開は飛躍し過ぎ。前半の、どう考えても前フリだろって流れをどっかに投げ捨てて、とにかく無理すぎる方向に話を持っていってた。感動の演出もどうにも安っぽいし、なんで?なんでそうなるの?論理破綻してるだろ。物語というものを知らない?知らないのか?と混乱してしまった。
この作品は監督が友人?に捧げて作ったものというが、それでも、ねぇ…もう少し丁寧に話を進めてほしかった。

井浦新の関西弁は少し気になったものの役者陣のお芝居はとても良く、特にツダカンの狂いヤクザがとんでもなく怖くて上映後のサプライズ登壇におしっこちびりそうになりました。
bambi

bambiの感想・評価

-
成田凌の顔面がこの世で何番目かに好きだからずっと楽しみにしてた
演出ごちゃごちゃだし井浦新のしゃべり方がちょっと気になるけど結局泣いたので何も言えず…成田凌俳優いけるやんなめてました
陽

陽の感想・評価

3.8
舞台挨拶付きで鑑賞しました。
過去にはあって、今には無い表現方法。
ダメなこと、悪として捉えられることだからこそ、描く必要があるとかなた監督はおっしゃっていました。
そして、その感覚をその身で実感し、演じられた井浦さんも、自身の意思と監督の意思を背負って演じられていたと話していました。

グロかったり、卑猥だったりと見る人を選ぶ作品だと思います。しかし、井浦さんは「これを見られたら、なんでも観れるよ」と私におっしゃってくださいました。

あなたも強くなれる、そんな作品です。
演者が良い!
レビューがグロいとか途中退席レベルとゆう感想が多くて、調子の良い日に見に行かないと辛いかなって思っていたけど、思ってたよりそんなことなかった。めちゃくちゃファンタジー!
センス的に同世代ぐらいの監督?って思って検索したら思ってたより10個ぐらい上でビビった。
井浦新演じるソウタの柄の悪いファッションとまともすぎるファッションの二面性とか、赤い髪諸々の自分のスタイルを変えれない、成田凌演じる楽人とか。
主人公が30半ばってのも良くて。いいんだよ映画はファンタジー。

なんでか池袋ウエストゲートパークを思い出したよ。
成田凌は昔の窪塚洋介見てるみたいでとても心地よい俳優さんだな。
sakae

sakaeの感想・評価

3.4
まさに。
☆かったものはなんだっけ?っておもった。
ありえないのになんだかリアル。
『月って綺麗だけどなんか寂しいよね』

エロ、グロ、アニメ、感動、ファンタジーで感情ややこしいけど後半草太の涙から涙とまらん。隣にいる人のことわかっているつもりになってる。言えないこともある。楽人のメッセージが痛くて辛い。短い人生何でも話せて喧嘩できて大事にできる人にあとどれだけ会えるだろうってしみじみ思う。
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