監督が同い年なので常に嫉妬しながら見るしかないという。
というのも今年見た映画でも最高クラスの傑作カランコエの花の監督ですから、やはり映画作りめちゃめちゃうまいです。
そして母親の尊厳死をテーマに監督が27歳の年齢でどんな結末を脚本に書いたのか、きになっていたけど、まぁこうあるべしなんて答えなんてないし、委ねられるのは人間としの気持ちなんだっていうまぁ当たり前な部分でもあるからこそ、
「辛いままの記憶で残っていたくない」っていうセリフはグサリですね。
主人公が母の病室から医師のところまで行く長いストロークをノーカットの長回しで見せる辺りが、本当に監督の人間力の高さがひしひしと出てますね。
非常によき映画でございました。