このレビューはネタバレを含みます
原題が「Mom and Dad」であるように、両親が豹変する内容なのだが、その原因についてはラストまで語られる事はない。
もしかすると、コレは関係性が上手くいっていない親子の現実を、皮肉っているのだろうか。
ただし、皮肉る場合は、その現象が決して珍しくない現実でなければいけないわけで、そう考えると、現在のアメリカは相当病んでいるのかも。
とは言え、作品としてはイマイチまとまりが無く、とっ散らかった印象だった。
もしも、前述のような皮肉を込めているのだとすれば、少々伝わりにくいと思う。
まあ、それはボクの周りには、関係性が拗れた親子が、余りいないからなのかもしれないが。