ガガンボ

さらば青春の光のガガンボのレビュー・感想・評価

さらば青春の光(1979年製作の映画)
3.8
自分のいる世界が全てだったはずなのに。

酒とドラッグとクラブ。
モッズコート着てスクーターに跨って、革ジャンリーゼントのダサい奴らと抗争。
この世界が全てだと信じてきたジミー。

でも世界はもっと広くて周りの仲間はしっかり働いていたり、モッズの中で最高にかっこいいと思っていたエースも社会から見ればただのドアマン。

自分の小ささを知り、なんとも言えない表情でブライトンの街を歩くジミー。
そしてラスト。
まさしくさらば青春の光。

ジミーはきっと大人になった。