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モンフォーコンの農婦のsonozyのレビュー・感想・評価

モンフォーコンの農婦(1968年製作の映画)
3.0
エリック・ロメール監督がTV向けに作った短編ドキュメンタリー。

フランスの田舎町モンフォーコン。
教師をやめて農夫と結婚したとある女性の日常。

夫は農場の作業へ、息子は学校へ。
ほぼ一人となる日中は外に出て、牛の餌をやり、ミルクを搾り、車にタンクを積んで運び、庭の畑を耕し、卵を収穫して売り、夫に弁当を届け、干し草を刈る夏には数人雇って共に刈り、秋には棒でりんごの木を叩いて収穫。

また、村会議員として村の会議、協議会、組合の会合にも積極的に参加する。

小柄ながら重労働も淡々とこなし、日々充実している様子の女性。
こんな日常、イメージ上では憧れますが、昔はよく行っていたキャンプももう面倒くさくなっているような人間に実際にやれるかと言われると…笑;
ロメールがどんな思いで彼女を撮っていたのか気になります。

※ここにあるジャケは『木と市長と文化会館』(DVDでセットになってる)のものですね。
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