2回目Netflix
やっぱ最高。こんな美しい映画ないよ…
OPNの音楽と編集の掛け合いが凄いんだよな。なんなんだアレは。警備員が救急車に入る時に女の子が横切るところめっちゃいい。
1回目シネマート新宿
ド傑作。役者全ての顔にざらついた意味がある。それは病院バスの運転手や銀行職員などの端役にまで言えることで、どこにも呪詛に塗れた虚無が映っている。ピンクの塗料で顔がひりつく。ワンオーソリックス・ポイント・ネヴァーのスコアはその錆びついた感触を音に変える。道を横切ることを繰り返すだけの日々。遊園地とTVショーに吐き気を催し、苦し紛れのキスとドラッグは何の効果もなく、愛と暴力を衝動に乗せても死ぬことすらできない。アップで撮られ続けてきた彼らが、ついにロングショットでスクリーンに映るときの滑稽さ。なんということだろう。ブリーチをしたロバート・パティンソンがポリスに連行される様は、生き残ってしまったカート・コバーンを見ているようだ。他になにができる。全部おれのせいだよ。
