グッド・タイムの作品情報・感想・評価

グッド・タイム2017年製作の映画)

Good Time

上映日:2017年11月03日

製作国:

上映時間:100分

あらすじ

ニューヨークの最下層で生きるコニーと弟ニック。2人は銀行強盗をしようとするが、途中で弟が捕まり投獄されてしまう。弟は獄中でいじめられ、暴れて病院へ送られることに。それを聞いたコニーは病院へ忍び込み、なんとか弟を取り返そうとするが---。

「グッド・タイム」に投稿された感想・評価

rt

rtの感想・評価

3.0
他人に居場所を決められるよりクソなことはない。
nk

nkの感想・評価

3.5
音楽系の映画に飢えていたので観ました。
先行レビューにあるような音楽と映像の融合は正直感じられなかった。良い映画だけど。多分、僕が求めてた音楽はノスタルジックかつクールなものだったが、この作品は常にハラハラさせられるものだった。音楽が煽ってくる感じ。
内容に関しては悪い方へ悪い方へと引きずり込まれ最後には、とういう無難なストーリー。最後のカウンセラーが言った”GOODTIME”あたりは、この作品の中にある意味の無さを引き出していた。
I

Iの感想・評価

3.7
ほとんどワンコンセプトだけであとはシーンが並立する短編集のような感触。
本筋のオチに接近しようとすればするほどどんどん迂回していってしまい、イイ意味でストーリーがない。
だからこそラストあの金網越しの顔の無力感にグッとくる、急がば回れないほどの切迫感が過ぎたあと。
お気に入りは女の子とコニーと小悪党が3人で車に乗ってるあのシーン、遊園地も良かった。
実はOPN目当てだったんだけど爆音上映がさほど爆音上映でもなく…笑
miiya

miiyaの感想・評価

3.8
オープニングの危険な香りがするアンダーグラウンドなかっこよさ 素晴らしい。

その勢いのままハラハラしながら見れるんだけど、まあこうも全てのことが上手くいかないことがあるのかってぐらい 悪い方へ悪い方へいく。 悪夢すぎて吐き気する。 だけど、ただの馬鹿だと気付いたあたりからはなんかだんだんコメディに思えてきて、 弟と間違えて 顔半分妖怪みたいなやつ連れてきた時はわろた。。

しかもそいつがまたいいかんじに阿保すぎて遊園地のシーン面白かったな。。

熱海の秘宝館みたいなやつ、 あのシーンなんなの。笑

女の子はすげーいい子で、コニーも口は悪いけど本当の悪人じゃないのが分かる要素で良かった。ただただ気が短くてクズなだけだ。 まああの子も結構ぶっとんでるけど。

しかしまあ 弟もありがた迷惑だったんだろうな、
なんでこの兄弟がこんな生活しなきゃいけなくなったのかよく分かんないけど、そうでしか生きていけない人なんだろなとゆうことは分かった。 兄貴は報われないけど。 ラストどんな思いの表情だったんだろ。。

まあ ほんと 悪い人って もがけばもがくほど周りをダメにするから気をつけないといけませんな。

ワンオートリックスポイントネヴァーは ちょっとくどい音とゲーム音ぽいのとうるさすぎるのが苦手だったんだけど この映画の音楽はとても良かった。 音楽ありきの映画。映画ありきの音楽。 相乗効果で良い◎ そして音が多いなかでラストの曲が活きてる。
久々に映像と音楽に呑まれる感覚を味わえて気持ちよかった。
キャラクター全員が救いようの無いほどリアルで見すぼらしいのに、監督の演出方法にかかれば、彼らも今の時代を生きるアイコンになってしまう。映像も良いけどやっぱり音楽。OPNを使うのはズルいとしか言いようが無いわ…
主人公の無意味な責任感が悲劇を次々と生むブラックコメディでもあるし、主人公にとって最後の人生の冒険に連れ回されたようで、青春映画のような疾走感もあるし…一概にまとめることのできない作品性の高さ。ナメてかかって一発食らった感じです。
行き当たりばったりの逃走劇
兄は弟を愛してるんじゃなくて
自分にとって都合の良い存在だっただけってのが悲しい

グッドタイムって皮肉?
八木

八木の感想・評価

4.0
 すごく感想に困ります。はっきりしてんのは、音楽は合わなかった。僕にとってはうるさかった。あと、チキン屋駐車場で、ものすごく不自然に仮出所の話を長々(再現映像付きで)話すところはそれまでのお話の転がし方に比べてものすごく不自然に見えたのもあるか。でもそれ以外は、全部見終わって「やな映画だったな…」っていうのが素直な感想でした。てことはよくできてたということか。
 あのー、主人公のコニーの行動は初めからずっと間違ってるんですよね。冒頭にあった正しさの「兄から弟への愛情の強さ」も、それ自体も間違っていたのかもしれない。これがアメリカにとってどういう光景を表しているのかよくわからないけど、「弟を救い出す」というところから、『これ結局どうなる話なの、脱線してんなあ』とヘラヘラしながら見てる感じだったのに、どうにもしない話なんですよ。見たらわかるんですけど。兄弟に救いを与えるのではなくて、その場しのぎでも問題が解決するわけでなくて、「兄貴はやり方がいびつでも非常に頑張るが、その努力は報われず、弟には頑張りが伝わらず、その日を最後にずっと浮上もせず、視線が交わりもしない」という、展開が全くない話なんです。こちらの期待感を裏切り続けることが展開と言いますか。映画ってそういう構成じゃなかったよな。新しい試みなのだと思う。
 あと、ものすごく人物に寄った撮り方してるのがこの映画(なのか監督なのか)の特徴で、それがコニーの切迫感とか考えの足りなさを表してるように見えるのよな。視界にもうその情報(の一部)しか見えなくなって、とにかくその場しのぎで何かせざるをえなくなる。または、それをすることが最善のように錯覚してしまう。100分間落ち着いた場面がない状態で、ジリジリと自分で追い詰めていくんですね。こっちはもう「やばいよなこれって…」ずっと思わされる。弟奪還にしたってさ、奪還してどうすんのよって話やん。問題を派手に先送りすることって、申し訳ないけど僕のアメリカ人イメージと結構合致するのよな。
 僕が好きなのは保釈金のくだりです。奪った金が使えなくなったら、金づるのおばさん(出で立ちが派手なのにそうでもないルックスなのがまた超リアルなのよな)に慣れた感じで色目使って引っ張り込んで、それがだめなら金を要求してる仲介業者に「お前でいいから貸してくれ」と突然言ってみて速攻断られるところ、何も考えてなさ過ぎてまじ最高でしょ。これをきっちり映画で表現できてるの最高でしょ。「今の時間なんなの…」って思った。頼れるものが何もない。解決しないんじゃね、と思ったら全然解決してないんですよ。終始こんな感じ。
 いろいろ書いてみると楽しんでみていたのだな、と思いました。知的障碍者のルックスや演技も、職業柄接する機会の多い個人の感想ではありますが、とてもリアルでした。さすがに応答性高すぎる気はしますけど。でも、軽度知的障害って、話せて理解もそこそこいける分グラデーションのところで超ややこしいんですよね。
骨壺

骨壺の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

とんでもない。こりゃ、お手上げ。べらぼうに上手い。
まるで主人公が迷い込んだのは出口のない欠陥住宅。階段を一段進めば三段降り、二段進めば一気に五段落とされる。廊下は分岐だらけで瞬時に判断しないと天井からトゲの板が落下してきて即死。己の瞬発力だけで進むけれどもやっぱり結局出口はない。同時に主人公を3発も4発も殴れるシナリオって滅多に書けない。書けたとして、編集で躓く事もあるのにバチッと決まってる。手持ちのドキュメンタリータッチも入れたりして臨場感を演出。街並みは最初からLSDにやられてたかのようにTRIPしている。染料の赤、壁が赤、車が赤、おまけにドミノピザの赤。色の畳み掛けが絶妙だ。
主人公が巻き込む入れ替わりバディムービーでもある。弟→女→少女→傷の男→犬。誰1人GOOD TIMEではなかったが、観客にとっては彼らの作り出す100分がGOOD TIMEに違いない事は確かだ。


1つ問題なのは少女と傷の男を連れて車で病院に向かうショット。パトランプの光がカメラを載せているであろう機材車のフロントガラスに反射してガラス感が出てしまっていた。演出なら不必要だと思う。なければ猛烈にキマッてる画だっただけに残念。
T

Tの感想・評価

4.2
全くもってグッドタイム感ゼロで進んでからのエンドロールの衝撃(というほどでもないが)。

爆音上映が相応しい音楽の高揚感。
mstk

mstkの感想・評価

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2017/11/19
@シネマート新宿〈大音響上映〉。焦燥が焦燥を生む、痛切なるコメディ。共依存のように見えた関係が、あるいは兄からの一方通行であったかも知れないというラスト。
元カノ、クリステン・スチュワートの快進撃にも引けを取らないロバート・パティンソンの素晴らしさ!
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