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クオ・ヴァディスのsmwrsmrのレビュー・感想・評価

クオ・ヴァディス(2001年製作の映画)
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長過ぎて途中で諦めるかなと思ったら意外に最後まで見通せて、キリスト者の殉教をテーマにしたものって実は初めて見たことに気づいた。中世以降だと人間がテーマだから、神様とかキリスト者であることって学生とか会社員とかある程度の身柄を示すだけだけど、古代ローマなので人間の命の優劣ははっきりしているし、宗教の意味合いも違う。主人公がいけ好かないおっさんでしばらく入り込みにくかったが、ネロのおばかっぷりと、キリストの死からまだ数十年という単位の世界と、キリスト者たちの必死さが引き止めてくれた。
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