4歳の女のコ

少女ファニーと運命の旅の4歳の女のコのレビュー・感想・評価

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)
3.8
1943年ナチスドイツ占領下のフランス🇫🇷が舞台。終戦を迎えるまでまだ2年もあるよ…((((;゚Д゚))💦終始緊迫感があり子供がニガテ🚼な自分でも尺が短いのでなんとか鑑賞出来ました✋🏻ユダヤ系の迫害を描く作品が数ある中で本作が✨異彩を放って✨おり評価されている点は

①ファニーの体験した『実話を基にしている』こと
②他作品であまり描かれていない『迫害を逃れるためにユダヤ系フランス人を国外に逃す組織(レジスタンス)』の活動に触れていること
③ほぼ全編『子供たちの見た戦争』の視点のみで物語が展開すること

アタシ、あらすじを見ずに鑑賞するのですが予想以上に『ガッツリ戦争モノ』でした。映像の色彩や子供たちの明るさに救われる…と言ったところで救いなんてない💬
親と引き離され、目の前で仲間が拘束され、検閲では兵士に怯え、同胞に裏切られ、銃口を向けられる。毎日が兵士に捕まり収容所に送られるかの恐怖しかない💀

逃避行の道半ばまでで本編は終了しますがその先に必ずしも✨希望や幸せ✨がなかったのは想像に難くありません。日本も加担したのだから🇯🇵『他人事としてスルーしてはいけない』映画🎞ですねコレ。血がドバーッ系の演出がないので学校の授業で🏫鑑賞すると良いと思いますた。色々惜しいけれど✨佳作👍🏻✨