近所のGEOにないから遠くのTSUTAYAまで借りに行ったよシリーズその10
思い返して反芻してはふふふと笑ってしまうシーンが盛り沢山。何これ超面白い!
マックス(ジェイソン・ベイトマン)とアニー(レイチェル・マクアダムス)はゲーム好きが高じて結婚した仲。今日も仲間達を自宅に招いてゲームに興じる。ある夜、マックスの兄ブルックス(カイル・チャンドラー)が提案したゲームは、参加者の誰かが誘拐され、その犯人を捜し出すリアル推理ゲームだった。そこに本物の誘拐犯が現れて…。
ゲーム・ナイトの名に恥じぬ、遊び心に溢れたアバンタイトルからしてセンスが光る!
音楽はQUEEN、おまけに彼らがクイズゲームで出題するのは殆どが映画ネタ。映画好きならいくつの小ネタを拾えるか、つい躍起になってしまいそう。
ジェイソン・ベイトマンとレイチェル・マクアダムス(今回も勿論可愛い)の相性も抜群だし、トム・クルーズとジョージ・クルーニーを足して2で割った様なカイル・チャンドラーも良い味出しているし。
そして誰より要注目なのは、いつもゲーム・ナイトでは仲間外れ、隣に住む警察官のゲイリー(ジェシー・プレモンス)の存在感!!彼がもうキモ可笑しくて、最高過ぎる!!
ゲームだと思い込んでいたのは本当の誘拐。
オモチャだと思い込んでいたのは本物の拳銃。
リアルだとわかっている観客と
ゲームだと思い込んでいる演者が生み出すグルーヴが、期待以上のハラハラドキドキ感と笑いを生み出す。
いや〜、それにしても紅に染まる犬とか、デンゼル・ワシントンのくだりとか、面白過ぎる!
コメディでありつつ、幾重にも仕掛けられたどんでん返しやスリリングなカーアクション、オモチャ箱をひっくり返した様な楽しさがこの映画には確かにある。
キーパーソンはゲイリー!
ジェシー・プレモンス、ちょっと好きだわ。
ラストもQUEENで締めてくれるし、エンドロールまで笑わせてくれるし、たい焼きの尻尾の方まであんこが詰まっている様な良作!