たむランボー怒りの脱出

ブラッド・ワークのたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)
4.0
「誰かが死んだことで生き返った」イーストウッドが、心臓をくれた見ず知らずの女性の死の理由を探し求める話で、かなり深遠な主題なんだが、肝心のラストで明かされる犯人像がめっちゃ軽薄に映る。ここで一気に「単なるダーティハリー」になるのがイーストウッドの不思議なところ。いつも何か観客が抱く期待のようなものをズラしてくる。