ブラッド・ワークのtagomagoのレビュー・感想・評価

犯行の動機が分かった瞬間や犯人はあいつだったのかと分かった瞬間のまさに点と点が繋がるときの驚きはザ・サスペンス映画を見ているという喜びを感じる。自分の存在を保つという意味でアメコミ映画的というかヒーローとヴィランの関係性を突き抜けたかたちで描いているのはもっと評価されてもいいと感じる。ジェフ・ダニエルズの怪演が素晴らしい。鈍臭くてどこか抜けているこそ意外な展開に驚く。いつものイーストウッドのロマンスはいらないと思う。