ねこのみかた

ユー・ガット・メールのねこのみかたのネタバレレビュー・内容・結末

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

すごくよかった。
メグ・ライアンもめちゃくちゃキュートで可愛かった。

個人的には、そもそも異性とメールしたいなんて思わないし、仮にしたとしても文面だけで恋心を抱いたりは絶対ないし、抱いたとしても会いましょうなんてことにはならない、っていうか絶対会いたくないので、こういう出会いはあり得ないとは思うんだけど、まぁそこは置いといて、お互いに好意を持ってるメール相手が、実は仕事上の天敵だったっていう展開は面白いなと思った。

けっきょく男のほうが先に事実を知ってしまう訳なんだけど、知ってしまってからの心の葛藤みたいなのがうまく表現されてて、しかもトム・ハンクスの演技が実に上手くて、好感を持った。

男のほうが相手の素性に気付いてからは、今後の展開はどうなるんだ?どのタイミングで話すんだ?ってドキドキしたけど、けっきょくラスト、いい感じで締めくくれてホッとした。

途中、本屋を閉店に追い込まれたりと、ちょっとした問題はあったけれど、どろどろしたものも一切なく、終始明るく楽しく可愛らしく話が進んで行ったので、安心して見ていられたのもよかった。

恋愛したいとか、こういうシチュエーションに憧れるとかはもうないけど、やっぱりこういうのはジーンとくるしそれなりに感動もする。