けびまつ

ユー・ガット・メールのけびまつのレビュー・感想・評価

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)
3.5
トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の古典的な王道ラブストーリー。メグ・ライアン演じるキャサリンは昔ながらの小さな本屋の店主で、対するトム・ハンクス演じるジョー・フォックスはスーパーストアを展開するやり手ビジネスマン。新たに同じ地域への出店を目論んでおり両者は対立する。ただ、そんな二人が実はメル友同士で、メール上ではお互いに好意を抱いている。
ラブストーリーは両者の間に立ちはだかる障壁が大きいほどよりドラマティックになるが、上述した設定が良く、それに尽きる本作。ミットポイントのカフェのシーンで背中を向かい合わせた両者が、終盤のシーンでジョーのお見舞いによって距離を詰める演出は、古典的でネタではあるが非常に巧い。言うまでもなく、役者も好演しており、心がほっこりする名作。
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