タイトルバックの歴史映像ダイジェストがまず衝撃的。
◎軍事クーデター
◎チョン・ドゥファン
◎民主化運動
◎ローマ法王訪韓
◎ノ・テウ
◎ソウルオリンピック
◎キム・ヨンサム
◎橋の崩落事故
◎三豊デパート崩壊
◎チョンドゥファン ノテウ裁判
◎キム・デジュン 南北対談
◎ワールドカップ
◎ノ・ムヒョン
◎弾劾
◎イ・ミョンバク
新米検事パク・テス（チョ・インソン）とハン・ガンシク部長（チョン・ウソン）のある種の主役（キング）争い‼️そのくらいの演技合戦！そこに野犬派のチェ・ドゥイル（リュ・ジュンヨル）等が絡む骨太な映画です‼️
「権力に寄り添え！プライドなど捨てろ！」
「この国の歴史で権力に頼らず成功したヤツはいるか？」
いやこれ、とんでもない理屈なんですけど、韓国ではどのように受け止められたんでしょう？
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この映画観てあらためて思ったのは人間関係の常識の日韓の差‼️
パク・テスがね、どんなに父親がダメでもちょい悪くらいにしか感じでなさそうでしょ。また妹とその旦那も忠告を無視しまくって兄の金浪費して反省もないのにこれもちょい悪くらい。
幼馴染のドゥイルともね、投獄されてんのに許す。
・・これ韓国映画やドラマの特徴だと思うんです。よく儒教精神と言いますが。
日本人としてはひと言情に厚すぎるよと感じますよね。
一方なんかの観光客アンケートみたいので見ましたが、日本って「優しい」と言われます。でも上のこと考えると「えっ韓国の方が・・」そんなでもないんです。
これね、どうやら日本人って一般に優しいんだけど、身内には割と冷たいってね。
韓国は知らない人にはクールだけど、家族や一度友達になると喰らわば骨までみたいな‼️
この映画に限らずですがかなり当て嵌まるなあと見ていましたよ。
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映像的にも面白かったです。
ケルベロスみたいな犬が人を喰うシーンは当然CGで作ったなってわかるんですが、「ヘラクレス」のそんなシーンのような作り。
あと随所に回るカメラは、その人物の没落や変化を表現。
カメラと役者と一緒に台車に乗るドリーショットってコメディ的な画になるけど、うまくアクセントにしていましたね。
