Tchayuskay

英国総督 最後の家のTchayuskayのレビュー・感想・評価

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)
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1947年、インド•パキスタン分離独立前夜の物語。

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第二次世界大戦で疲弊したイギリスは300年間支配してきたインドの主権移譲を決定し、独立を円滑に行う使命を帯びたルイス・マウントバッテンが最後のインド総督として着任。

インド人口の大多数を占めるヒンドゥー教徒が望む「統一インドの独立」と、少数派となるムスリムが望む「パキスタンの分離独立」で意見が分かれていた。

暴動がインド全域に拡大する中、総督は混乱を止めるため「インド・パキスタンの分離独立」を決断。

総督と独立運動指導者たちはムスリムの人口が多いパンジャーブとベンガル地方の分割協議を始め、総督官邸の使用人たちもそれぞれ「インド人」「パキスタン人」の道を選択していく。

パンジャーブとベンガルの分割が発表されると、それぞれの国へ向かおうとするヒンドゥー教徒とムスリムの難民が発生し、疫病や飢餓、宗教対立の報復により大量の犠牲者を出してしまう。
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そういう歴史がざっとわかる。
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