ぱぁちゃん

英国総督 最後の家のぱぁちゃんのレビュー・感想・評価

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)
3.8
ジートとアーリアのストーリー、良かった。久々にストレートに感動。
マウントバッテン、ジンナー、ネルー、ガンジーにまつわるインド独立については、色々描かれてきた。最終的に英国、ジンナーに騙されたようにマウントバッテンが描かれていて可哀想なんだが、よーく考えると、これでは彼はアホだな…… 現実に、仲の良かった隣同士が、殺しあったんだよ。独立を、何も嬉しくないと寝転がるガンジー。この後 彼も暗殺された。バジュランギおじさんの映画を観ても、現在でもまだ争う二国。この実状は英国の行なってきた分離政策が原因。カラチの必要性を絡めた、分離独立の意味と罪。結局はインドから逃げた英国。宗教だけにこだわるジンナーの考え。宗教ではなく、インドは一つなんだよと考えるガンジー。分かりやすくインド独立が描かれた映画だった。