トルコ人の夫と子供を爆破事件で失った女が裏であんなことやこんなことをして復讐を敢行するお話。
「欧州」「テロ」「移民」このキーワードで十分暗い映画と想像していたが実際暗かった。難しいよね、このテーマは本当に。テロ行為は間違いなくいけないことなんだろうけど。
主演のダイアン・クルーガーの演技が秀逸。未亡人となってからの情緒不安定感やそれに起因する薬物への溺れっぷりが見てて胸を締め付けた。必ず有罪にしてやると言っていた頼もしそうに見えて実は頼りない弁護士の対応を見てたら自分で何とかしてやる！って思う気持ちは十分わかる。ラストの行為も賛否両論あるだろう。憎しみの連鎖を生む行為なわけで…でも俺は支持する。まあ刺青として入れられていたサムライは最後みたいなカミカゼアタックはしないけれどね。
見どころ
・子供が可愛い
・ダイアンクルーガーの演技力
・極右のクズっぷり
ドイツ語って本当いつも怒ってるみたいに聞こえるから怖いよ。以上！
