サスペンススリラーの名作です。
ダイアン・クルーガー主演。
トルコ移民二世であるファティ・アキン監督作品。
ネオナチによる連続テロ事件にインスパイアされて製作した作品とのこと。
ハリウッド映画とはまた違ったテイストですね。
ドイツの社会問題も窺えるすばらしい映画でした。
ハンブルクに暮らすカティヤ(ダイアン・クルーガー)は、トルコ移民の夫と結婚し、一男をもうけていた。
カティヤの夫は、かつて麻薬売買に手を染めていたこともあったが、今は足を洗い、正業についている。
ある日、夫の事務所の前で爆弾が爆発し、息子ともども犠牲となる。
当初、トルコ人同士のもめごとが原因と見られていたものの、トルコ移民を標的としたテロであることが判明した。
ただ、司法は頼りにならない。
カティヤは悲しみと憎悪をかかえ、実行犯をひたすら追っていく。
そして、主人公は、犯人らを追いつめ、ある決断をする…