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女は二度決断するのおのレビュー・感想・評価

女は二度決断する(2017年製作の映画)
4.1
救いのない結末なんて言っちゃいけない、彼女が選んだ道なのだから。
いつかたどり着けるはずの平和と正義への道は絶望するほどに暗く遠い。
正義の鉄槌を下すのは神ではなく人間であり、最後まで人間としての責任を抱えた彼女は希望であると思った。

“もしも私が死んで、生き残っていたのが彼だったら、こんな茶番蹴散らしてる。”

怒りと愛が背中合わせに鎮座するとても好きなセリフだ。
自分だったらどうするかー。
こんな茶番を蹴散らすほどの力すらないな。
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