"私達の人生に乾杯"
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大ヒットミュージカル映画『マンマ・ミーア』の続編
"母から娘へ"という世代間のバトンパスをテーマに、時の流れの美しさ・儚さを描く。
ABBAの名曲で踊って踊って踊りまくる同窓会ハッピームービーです。
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各キャスト大御所ということもあって実力はピカイチ。
アップテンポの曲だけではなく、バラードでもしっかり魅せてくる。
ロケーションの良さも相まって、非常に見応え・聴き応えのあるミュージカル映画に仕上がっている。
特筆すべきはリリー・ジェームスの歌唱パフォーマンスだろう。
喜怒哀楽豊かな表情の演技に目を奪われる。
完全にメインのアマンダ・セイフライドを食っている。
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前作の舞台が結婚式だったのに対して、今作はホテル開業のレセプションパーティー
随分と物語の求心力が弱くなってしまった。
キャスト全員集合も大人の都合全開で、ストーリー上の必然性を感じられず
脚本の詰めの甘さが際立ってしまったように思う。
近年のバラエティに富んだミュージカル映画ブームの中では、やや凡庸に映る。
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「ワンナイトラブも不倫もしゃーなし」
「愛するハニーのためなら仕事もバックれる」
「いろいろあったけどみんなハッピーだからOK」
という恋愛至上主義あるいは楽観的な快楽主義
単純パリピ思考で共感度は低い。
一本調子な全肯定型の人生賛歌に辟易してしまった、というのが本音。
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ゴリゴリのリア充の巣窟に放り込まれて明らかに狼狽えている、我らがコリン・ファースには激萌え。
"年齢でいい味が出てる"あんなオヤジを目指していきたい所存である。
