骨折り損

BPM ビート・パー・ミニットの骨折り損のネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

お涙頂戴でも、軽薄でもなく、人の死と真摯に向き合っていることがじっくりと伝わってきた。基本的に僕は人が死ぬ映画があまり得意じゃないが主人公の死の描き方がとても丁寧で、珍しく人の死を物語の中で確実に意義のあるものにしていたと感じた。そこはとても良かった。と、それは一旦置いといて、人生でこんなにも長時間、男同士のセックスを見たのは初めてだった。というか男女だろうがレズだろうが関係なく普通に濡れ場が長い。すごく正直言うと生々しくて、慣れてないのもあり抵抗があったのは否めない。ただ、その濡れ場に意味を見出せたらもっとすんなり見れたのだろうが、どうしても個人的に際どい描写を反復する理由がイマイチ腑に落ちなかった。
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