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ジュピターズ・ムーンのryoharaguchiのレビュー・感想・評価

ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)
4.2
映像表現に目が行きがちだけど、神と相対するお話なのね。

許されざる罪を背負った主人公は神的存在に救いを見出し、警官は人智を超えた存在を目にして扱い方に戸惑うという。

とはいえ、映像表現は素晴らしいし、主演俳優の飛び方が端正でとっても綺麗。軸が細くてバレエダンサーみたいだった。移民問題を絡めた序盤のカットも迫力満点。

警官のシーンを引き継いだラストがとっても秀逸ね。今は見逃すけど、"もう待てないよ"と。
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