『ピストルを向けられた天使』
どこか、映画作品『サウルの息子』のようは緊張感を感じたのが素直な感想。
鑑賞している自分に対して、容赦ない緊張感は簡単にぬぐいきれそうではなかった。
ストーリーとしては、とある少年がピストルの弾をくらい、そこから復活し不思議な力を手にいれる。
主に宙を舞う能力。
そこに覆いを隠すように暴力性や社会問題があらわれてくる。
スマホの着信音だけですぐに時代感覚をつかめる。
あの特長的な音。
過去の償いに神はジャッジメントを起こすものなのか。
少年が宙に舞うときの、雲の色、形がどうも有機体に見えてしかたなかった。