スローペースでどこかアンニュイで、不思議なことに、この映画はオノナツメの漫画のようなのだ。
見る人にとっては退屈かもしれないけれど、口の悪い可愛いおじいちゃんの話。
ラッキーは毎日同じ生活を繰り返してる…と思いきや、カフェに来た新しい人とだって話すし、秘密を打ち明けてみたり、パーティーに呼ばれて行ってみたりもする。ちょっとずつ日々は変化していて、同じ日常なんてないと感じさせてくれる。
ラッキーの実直さ、見習いたいものだ。
ハリー・ディーン・スタントンをもうスクリーンで観られないと思うと寂しい。良いセリフもちらほら出てきたので、ぜひ若い人にこそ観てほしい。
http://yurinabcd.hateblo.jp/entry/2018/03/14/232459