けいこ

母という名の女のけいこのレビュー・感想・評価

母という名の女(2017年製作の映画)
3.5
2017/メキシコ/103分

続けてみているミシェルフランコ。
3作目になると、終盤どこでプツン!って終わるのか楽しみだったりする。

今回は姉以外の感情が見えて取っつきやすい。姉を抑圧してる妹なのかと思いきや、上には上が。ギャー!

極論、世の中には男か女なんですよぉってお話デシタ(ちゃう

際立つのは男性陣の印象の薄さ。
マテオ、キミは中身の薄さだけどな!

そして3作目にして初めて、そりゃそうデショ!って納得の終わり。

母親に"母らしさ"を期待するこっちの側の想いを見事に覆してくれるよねェェ。

一見、個性ゼロ(に見えてしまう)姉があの二人の間で際立つ。…というより、二人を際立たせる。なんとなく先が読めたりして、今回はかなりの親切設計デシタ。

アブリルの娘だけあって、ヴァレリアも相当タフだなって謎の感心で終了。プツン!
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