母という名の女の作品情報・感想・評価

「母という名の女」に投稿された感想・評価

slow

slowの感想・評価

4.1
ミシェル・フランコ監督にしては、観易い作品だったのではないかな(これで?)。但し、決して気持ちの良い作品という意味ではない。本作で起こる出来事を何処まで普通だと思えるか。その境界線次第では映画に恐怖するだろうし、自分自身にハッとすることになるだろう。どちらも恐怖。
モヤッとした映画を撮る監督で思い出されるのはアンドレイ・ズビャギンツェフやクリスティアン・ムンジウ。彼らは国の事情や文化を作品に絡めることも多い。ミシェル・フランコも同系の監督ではあるけれど、その内容は世界共通起こり得る問題であることが多いように思う。だから恐ろしい…やっぱり恐ろしい。
wilshere

wilshereの感想・評価

3.9
レストランで赤ちゃんと2人になるシーン。
母親の佇まいが、怖いというか、感情が抜け落ちてるというか…
いやそもそも、この母親にとってこの赤ちゃんは、自分が抱えていた旦那や子どもに対する行き場のない感情、を晴らすための道具でしかなかったのかなと。
だからこそ、その役割を終えたときに、あのレストランで子どもを置いていくシーンが、まるでただ荷物をひとつお店に置き忘れて行っただけかのように見えたのかな…
Nozzy

Nozzyの感想・評価

4.5
女性は、子供を産んだから母になるのではなく、本人が自覚して自ら母にならなければいけないのだと思った。
もちろん父親も。マテオ…君には失望した。まだ子供だから?男だから?

この映画はひどすぎるけど、母になっても女でいたい!って母親最近増えてると思う。お洒落したい!遊びたい!みたいなね。
やはり子供を産んだからには自覚して母と言う立場に落ち着かないといけない。
母になる責任はそれだけ大きい。

ヴァレリアは若いけれど、必死で行動していたし、母よりよっぽど母になっていたと思う。ラストはえ?と思ったが、あれでいい。
Junko

Junkoの感想・評価

3.8
はぁ~~⤵ 序盤何ということない母と娘らの母が娘を思いやる日常が続き、あっ、だるい映画やったかなと思いつつ見ていたら、なんと、母が女に豹変していく話でした。母の、女性として、も一度男性と子を作って幸せな理想の家族を夢見るところは、ある部分からないことはなかったけど(相手がまずいけどね)、それが崩れたとき、幼子まであっさり捨てきったとこが理解不能。哀しく怖い映画でした。
隣にいるのは母ではなく、女という怪物だった…。

うわぁ………
これはもう怪物ではなく狂人だ。

ミシェル・フランコ監督による、とんでもないミステリィ…
というか、ホラー!

BGMもなく、淡々と笑顔で狂った様を見せられる。
ハネケ作品に似た、目が離せなくなる逸品です!



メキシコ、海辺の別荘。

17歳で妊娠中のバレリアは、姉クララと暮らしている。

彼氏マテオと子供を育てる決断をしたバレリアは、金欠なこともあり、母アブリルを呼び寄せた。

ギクシャクしていたが、なんとか出産。
母にも手伝ってもらい、娘カレンの子育てを始める。

しかし、ある日突然、母がカレンの養子縁組を決めてきて………



とにかく母が狂ってる。

そんな彼女のペースに絡め取られた人達の行き着く先は………

たまらなく不快なのに、惹き付けられてしまう作品。
そういう所がハネケぽいなぁ~

カメラワークや無言の間、画面外の音等、色々と想像を掻き立てられます!

そしてラスト!!
あれもまた色々と解釈出来る、観た人と語りたくなる終わり方でした。

これはミシェル・フランコ監督の前2作も観なければ♪
ハマってしまいました(*´ω`*)
ミシェルフランコ監督…『父の秘密』でもびっくりしたけどこれも相当なバッサリ幕引きやで…
邦題に偽りなし。スペイン語原題「4月の子(娘)」にはなんか比喩的な意味あるんやろか気になる。
17で産んだ子が17で出産したらおばあちゃんまだ34,5歳だもんなー。ありえるよね〜。いやいやありえないよね〜。テーマにかすりもしない耐え従う姉の凡庸顔面がリアルで悲しい…
kiko

kikoの感想・評価

3.0
なんともいえん家族ですな。主要な登場人物皆なんかおかしい‥母ではなく女でいたい母に皆が巻き込まれていく。こんな母は嫌だ。を観たい方限定。まぁ見なくてもいいと思います←主観。他の映画あたった方が吉でしょう。
ゆり村

ゆり村の感想・評価

4.8
終わり方にただただびっくりしたしこういう救いのない映画久々見れて大満足😭
カメラワークとか音とか全部好みだった!
最初はほんとにこのお母さんやばいの?って感じだったけど後半からは別の映画見てる?ってぐらい気持ち悪かったしほんとこのタイトル通りだった😭💧
怖い……
この監督の作品全部見る(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
久しぶり画面釘付けなって見た😭
ほんとこんな映画に今年たくさん出会いたいww
感想川柳「母性でなく 人間性を 捨て去った」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

メキシコのリゾート地バジャルタの海沿いの家に2人きりで暮らす姉妹。17歳の妹バレリアは同じ年の少年の子どもを妊娠しており、姉クララは離れて暮らす母アブリルを電話で呼び寄せる。アブリルは献身的に娘の世話をし、母に不信感を抱いていたバレリアも徐々に心を許していく。やがて無事に女の子が生まれカレンと名付けられるが、カレンの世話をするうちにアブリルの中に独占欲が芽生えてしまう。カレンを自分の管理下に置こうとしてバレリアとの関係が悪化する中、アブリルは自身の深い欲望をついに実行に移す…というお話。


『或る終焉』の監督なんですよね。(´ー`)σ

地味に恐ろしい話ですね((((;゜Д゜)))子供を独占したくなるのは分からなくもないですが、それ以上はちょっと…(;゜∀゜)

いわゆる『人のものが欲しくなっちゃう』系の方ですね。(゜ロ゜;それを親子でやっちゃうんだから恐ろしい。(;´д`)でもバレリアがちゃんとしてたかと言えば、それもまた違うので何とも言えないですけども。

姉にしろマテオにしろ、受け身過ぎるのもなんか気持ち悪い。(*_*;

『母親であり女である』という言葉を聞いたことがありますが、アブリルは母親どころか人ですら捨ててしまったようです。(。´Д⊂)

どうやらパーソナリティー障害の一部みたいで、映画の中の話でもないみたいなんですよね〜(;゜∀゜)


ラストは思ったより平和かな?と思いましたが、やっぱりそうなりますわな。m(。≧Д≦。)m

世の中にこういう人もいるというのを知るために、観るのもアリだと思います。(-_-)

気になるセリフ
『あなたと共に平和に暮らしていきたい』

んでまず(^_^)/~~
でもね。
あの母の様な黒い欲望ってみんな持ってると思うんですよ。
倫理観という暗黙の了解で、みんな踏み出さないだけで‼︎
そういう欲がある人って同じ年齢の人と比べて若く見える妙
願えよさすれば与えられん‼︎‼︎‼︎
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