「哀れなるものたち」を鑑賞してからの視聴。
雰囲気は似ている、豪華絢爛な芸術的な宮廷と音楽のためかもしれない。
戦争の真っ最中、虚弱な女王は選択を迫られるが頼りない。
世話をしながら権力を持つレディ・サラとそこに現れた新しい召使いのアビゲイル、最初は良い関係に見えたが、女王に取り入るしたたかさを備えた二人、激しい女のバトルとなる。
権力のトップは淋しいもの、誰かに頼ってしまう。誰を信じたら良いのか、最後の決断は・・。
ゴージャスな雰囲気は楽しめるが、戦時下という状況との対比が今後への暗雲を示唆しているようだ。
3人の女性それぞれの強い個性がぶつかる演技が素晴らしい。