ヒラリー

女王陛下のお気に入りのヒラリーのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
3.7
久しぶりのヨルゴス・ランティモス作品
ロブスター、聖なる鹿殺しよりは見やすく、分かりやすい。
だから良かったけどちょっと拍子抜けした。
没落貴族となったアビゲイルのクライムストーリー
美しい王室、衣装、うさぎ、撮影 どれを撮っても素晴らしかった。
汚れたアビゲイルは臭いたつようで上手いなって思ったし、あの狭い箱庭の中の人間関係とアビゲイルの強かさとサラの焦り、アン女王の狡さをまざまざと見せつけられた。
あとうさぎから見た貴族のカットがアビゲイルの状況の比喩なのかなぁなんて思ってた。
絶対的な権力と心情に最後はゾッとした。
でもこの前にブーリン家の姉妹を観てしまった為、甘く感じてしまった。。
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