完全無欠の「ブラック」な作品。
個人的にはどストライクな展開。秀逸な脚本と演出がこのクソ長い150分という時間を有意義にさせてくれるから不思議だ。。。
利己的な思想とは?
偏見とは?
プライドとは?
そんなテーマを投げかけられながら、引いたり、押したりと奇怪なBGMに乗せられての絶妙な演出。
いつの間にか、その独特なカメラワークとも相まってズッポリと作品に引き摺り込まれている自分に気付く。。。
この乱ペースに乗れないと完全に放置プレー間違いないのですが。。。
社会派ヒューマンドラマと捉える人が多数だろうが、個人的には久々に見応えのあるエンターテイメント作品として十分に満喫できた。
Viva! Palme d'Or!