要所要所で見所ありの恐らく暗喩が沢山散りばめられてるようでもあるけど全てを拾う事は難しいし、何より個人的に感じたのが、アートというものをそこまで分析して頭で理解して解った顔をするのと同じように暗喩を一々全部解ろうというのもどうなのかなと。まぁそう思わせる話の内容でもあり。
表現の限界という話も出てきて商業ありきな部分が垣間見えたり、なかなかブラックな臭い物には蓋をする的な部分を出しているので、痛い所を突かれたように感じる。そしてモンキーマン怖かった。モンキーマンの最後も別の意味で怖い。
社会的な事、人間の倫理的な事、など面白く描いてたと思います。
カメラワークも鏡から絵や、螺旋階段の酔いそうなのとか面白かった。
音楽は合ってるのかどうなのか疑問だけど変わった音楽でちょっと印象に残りました。
映画に凄くスッキリとしたものを求める人には余りおススメ出来ない作品かなと。
