主人公君の目に余る我儘な言動の数々！！自分のこと棚に上げて誰かの所為にするの大得意なのね。そういうひと、いるいる〜。「君は間違ってる、謝れ！」と言われ自分でも謝罪を求められて仕方なしと思ってるのにできない強烈な自尊心。そういうひと、いるいる〜。
だけど、そういうひと、いるいる〜。これ、登場人物全員そうなのね。誰だって傷つきたくないし自分の所為にされるの嫌だし正義という名の愚行とか、その他諸々この映画で描かれる全てが、私自身に突きつけられてるようで、観ていてむず痒くなりました…
ところで、コンドームどっちが捨てるかの件なんですけど、
あれだけは、なんだかよく分からなかったんですよ。
あれは、あのコンドームの中身をどうにかされる(アンは子供が欲しいので勝手に使われるかもしれない)から自分で捨てたい、とか、そういうこと？？
あともうひとつ。
主人公君は2人の女の子のパパでしたが、
適当にあしらったり怒鳴ったり。
昭和なお父さんとそう変わらないのでは…と洋画を観ていてたまに思います。
そんなわけで、
正直に生きよう〜っと！って思わせてくれる作品でした。私利私欲にまみれて良いことなんてひとつもないわ。
