ぴな

ザ・スクエア 思いやりの聖域のぴなのレビュー・感想・評価

2.5
全編に渡って皮肉たっぷりの作品。

フレンチアルプス~より癖が強くてモヤモヤ感も強い。
ザ・スクエアの展示そのものでもっと色々何か起こるのだと思っていた。
アートという言葉の持つ雰囲気、アートを語りたがる人たちがちょっと苦手なだけに、ますます飲み干しにくい飲み物を手にしたような感じ。

エリザベス・モス演じるアンはちょっと面倒くさいし、濡れ衣だと怒る少年も厄介。
しつこくギャンギャン絡む2人、その周りの映さないせいで、まるで自分が絡まれているかのような気持ちになる。
誰かが何かを話している時に、周りでちょっと気になる別の出来事も起きているけど、それを一切見せないやり方はうまいなぁと。

子どもたちの最後の眼差しはネガティブな印象を受けたんだけど、どうなんだろうな…。
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