むららぎ

激動ヨーロッパ戦線 ファシズム、ムッソリーニの野望 前編のむららぎのレビュー・感想・評価

4.8
正直、邦題はむせ返るほど駄作の香りが漂います。

しかし、中身はかなり良くできた映画です。

「WW2でイタリアは連合に寝返って戦勝国」なんてことを言われることも多いですが、話はそう単純ではありません。王政の連合派、総統の枢軸派に別れ、昨日まではお互い同じ国民であった人達が殺し合うことになった、悲劇的な国という側面も持ち合わせているのがイタリアと言う国です。

その残酷さを3人の若き男女にスポットを当てて描いた映画です。

この映画は大好きなのですが、正直見てて辛くなります。
むららぎ

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