むららぎ

ジョーカーのむららぎのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

私はニコルソンのジョーカーも、ヒースのジョーカーも大好きです。ですが、それらに引けを取らないジョーカーをここでは見ることが出来ました。

公開から2週ほど経ってからこの映画を見に行って来たのですが、周りの見に行った人達は面白いながらも、「暗い」「怖い」と口にし、どんなものかと内心ビビりながら劇場に足を運びました。が、正直全くそんな印象は受けませんでした。

レトロな雰囲気の映像、絶妙にマッチする音楽から始まるこの映画に開始数分で引き込まれました。そして主人公のアーサーの辛い毎日。ジョーカーっぽくないなぁと思いながらもその序盤を楽しみました。そして話が展開し始め、嫌な絡み方をしてくるエリート会社員を葬り、自分が懸命に考えたネタを笑いものにして貶める司会者を射殺し、呑気に既得権益を享受する人間達を恐怖に陥れるカリスマ、ジョーカーの誕生。

正直、周りの人が言っていた「暗い」とか「怖い」にどこが当てはまるのかはわかりませんでした。

社会に復習を果たし、悪のカリスマとして開花する。見ていてスカッとするエンターテイメント映画だと思います。
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