テリファーのcalroのレビュー・感想・評価

シリーズ1作目。突如現れる謎のピエロのような何か。たまたま出会う二人の女性が執拗に狙われ、出会うものがひたすら無残にも殺されていく残虐さと、物言わぬ何かの圧倒的な存在感と、その存在の不可解さと、圧倒的なB級感は見事。スプラッター映画として真正面から淡々と描いてくれる爽快感と、らしさ満載のゴア描写と、特殊効果の妙な生生しさと安っぽさと、これでもかと執拗に見せつけられるアートの奇妙な魅力になぜか目が離せない。