特売小説

素敵なダイナマイトスキャンダルの特売小説のレビュー・感想・評価

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いつの間にか横に座っていた相手がまたいつの間にか居なくなっている、それこそが実際の人と人との関わりだとは思いますけれども。

物語でそれをやられてしまうとただただまとまってないように感じてしまうなあ、と。

一方。

猥雑で混沌とした時代の空気感と、情熱と無知が武器の怒涛の青春期と、そんなものを描いたパートはひたすらに楽しく、また、曲者大戦争的に個性的な人物が次から次へと登場する様子も実に愉快。

グラビア好きとしては、木嶋のりこの頑張りが報われて欲しいと強く思った次第、と。
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