物語としてはコテコテなんですけどね。見ちゃいますよね。
とりあえず殺陣が美しい。
挿入歌がゴッドファーザーを思い出す。
なんでこれにしちゃったよ…
なんか綺麗にまとめちゃってますけど、いやいや、なかなかのえぐさありますよね。手にはいらなかったものへの執着よ。
長い婚姻生活の中での、新兵衛の不安と寂しさを思うとなんだか不憫で。
手に入れてなお満たされない心とか。
今更考えてもどうにもならないことと向き合わなきゃいけなかったりとか。
亡くなった人の心に翻弄される人達よ。
散りてなお、みずみずしさを失わない椿の花の美しさが、いろんなことと重なって上品にまとまってました。
いやーほんと殺陣が素晴らしかった。